「50人に1人にキャッシュバックキャンペーン実施中」といったキャッチコピーをよくみかけます。とてもよいキャンペーンだと感じたことはありませんか?
宝くじや懸賞に応募するよりも、はるかに高確率で当たるキャンペーンですからね。しかし、実際はどのくらいおトクなキャンペーンなのでしょうか?今回はその真意を記事にします。
人気ブログランキングたとえば、ある1万円の商品に対して「50人に1人にキャッシュバック」のキャンペーンを実施していたとします。いま100個売れたとすれば、2人にキャッシュバックされますので、販売者の利益は98万円です。
1万円×100個-1万円×2個=98万円
98万円という数字は見方を変えると、商品を2%割引(9,800円)で100個売ったのと等価です。
9,800円×100個=98万円
つまり、以下の広告で同じ数量が売れたとき、販売者は同じ利益を得ることになります。
- この商品は2%割引でお買い求めいただけます。
- この商品のお買い上げで、50人に1人にキャッシュバックします。
販売者はどちらの広告でも同じ利益率です。では立場を変えて消費者からみるとどうなのでしょうか?
2%割引の広告をみて、その商品に割安感があるかといえば、「ノー」と答えられる方が多いでしょう。先ほどの例では、1万円の商品が200円の割引で売られていてもあまりおトクではありませんね。「2%割引」では、消費者への訴求力が弱いです。
一方「50人に1人にキャッシュバック」といわれれば、どうでしょうか?2%割引に比べると、なんとなくこちらがおトクと感じませんか?
さらに「3%割引」と「50人に1人にキャッシュバック」でも、なんとなく後者がおトクと感じるのではないでしょうか?もうおわかりですが、実際は「3%割引」のほうがおトクなのです。
「50人に1人にキャッシュバック」による、消費者への訴求力がいかに強力かをおわかりいただけましたか?
表現が異なるだけで消費者の印象は大きく変わります。特に数字による表現は説得力がありますので、訴求力のある表現に言い換えられないかを検討してみましょう。
数字に関する有効的な表現は、他にもありますので今後記事にする予定です。

