「ら抜き表現」、「い抜き表現」は文法的に誤りですので、文中では使わないようにしましょう。
ら抜き表現とは?
「食べる」のような下一段活用動詞や、「見る」のような上一段活用動詞、「来る」のようなカ行変格活用動詞に「られる」を続けるときに「食べれる」、「見れる」、「来れる」と「ら」を抜いて表現した言葉です。「ら抜き言葉」ともいいます。正しくは「食べられる」、「見られる」、「来られる」と表現します。
い抜き表現とは?
「話している」とするところを「話してる」のように「い」を抜いて表現した言葉です。「い抜き言葉」ともいいます。い抜き表現は、口語では一般に使用されており違和感がないので特に注意です。
ら抜き表現、い抜き表現、文法上は誤り
「ら抜き表現」、「い抜き表現」は文法的に誤っていますので、文章中での使用は好ましくありません。ワープロソフト、たとえばマイクロソフト社のWordでは、ら抜き表現、い抜き表現を注意してくれますので、活用をおすすめします。
「ら抜き言葉、い抜き言葉は文法上誤り」といいますが、
文法というのはいったい何なのでしょうか。
そもそも文法というのは人々がしゃべったり書いたりしている言葉の中から作り出した規則です。
言葉というのは刻々と変化するものですから文法もそれにあわせて作り直していくべきなのです。
われわれがしゃべったり書いたりする言葉を
文法にあわせる必要はないのです。