ディスプレイ上の文字は紙に書かれた文字以上に読みにくいです。文字の判読性を高めるには、文字色と背景色のコントラストを十分にもたせるべきです。
コントラストが低いとみづらい
悪例として、背景色が「パステル色」で、文字色が「白色」のサイトをたまに見かけます。デザイン上はかわいらしく美しいですが、そこに書かれた大量の文字を読むのは大変で、すべてを読む気にもなれません。
たとえ有益な情報でも読まれないのでは意味がないです。視力の弱い方にも不親切なデザインで、優しいサイトとはいえないでしょう。
コントラストが高いとみやすい
ではどのような色の組合せがよいのでしょうか?
最もよいのは背景色に「白色」、文字色は「黒色」。この組合せが最もコントラストが高く読みやすいです。デザインにこだわりがなければ、この組合せが無難です。デザイン上無理な場合は、コントラストを十分に高められる組合せを選択します。
コントラストの確認は、カラーコントラストチェッカーで
しかし、デザインの苦手な方はコントラストが十分にあるか判断できないでしょう。そのような方には「カラーコントラストチェッカー」がおすすめです。背景色と文字色を指定すれば、コントラストが十分にあるのか、色覚障害の方はどのように見えるのかチェックできます。大変便利なツールなので活用をおすすめします。
訪問者はサイトのデザインを閲覧しにくるのではなく、文字情報を読みにくることを決して忘れてはいけません。